レッサーパンダ 39年ぶり名古屋・東山動植物園で公開へ

緊急事態宣言の影響でお披露目が延期になった３頭のレッサーパンダが、ついに報道陣に公開です。
　顔に白い毛並みが特徴的で、元気でわんぱくな１歳の男の子「令」くん。富山市ファミリーパークからやってきました。
　一方、屋内と外を繋ぐ空中通路を縦横無尽に行き来しているのは、静岡県の日本平動物園からやってきた、物おじしない性格の女の子「まるこ」、２歳。
　そして２頭とは対照的な性格の男の子。おそるおそる空中通路を渡り、ようやく姿を見せてくれたのは、東京の多摩動物公園からやってきた性格がとても慎重な男の子２歳の「ずん」くん。
　飼育員が外に用意していたリンゴをパクり。出てきてくれた理由は大好物のリンゴだったようです。
　「見ていただく日に誰が出てくるのかはお楽しみ」
　（東山動植物園レッサーパンダ担当・小林瑛理子飼育員）
　レッサーパンダは、繁殖する時期以外は単独で生活するという性質があるため、当面の間、エリアを分けて飼育を行う予定です。
　東山動植物園で３９年ぶりに飼育される３頭のレッサーパンダ。
　一般にお披露目されるのは３月１０日です。
　「お待たせしてしまったという思いがすごくあったので、楽しみにしていた人に早く見てもらいたい。東山の新しい代表動物としてみんなの人気者になってくれたら」
　（東山動植物園レッサーパンダ担当・小林瑛理子飼育員）
　公開された後は、密にならないように定員を１５人程度に制限するなどの感染対策がとられるということです。（５日１６：５８）
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